ソロキャン ~氷川キャンプ場~

梅雨に入るかと思ったら、真夏日のカンカン照りじゃないですか!
来週からは梅雨空が戻るというので、このチャンスは逃せない!
ということで、ソロキャンして来ました。

元々、ボーイスカウトに入ってたこともあって、キャンプには馴染みがあるし、以前キャンプが流行った頃は、昔取った杵柄とばかりに結構グループキャンプはやってました。

しかし、ここ十数年ばかりアウトドアからは完全に離れていたのですが、コロナ禍もあってのアウトドアブーム、しかもソロキャンが注目を集めているということで、いっちょやってみるかと、小さめの3人用テントや、チェアなどを新調し、以前使っていたコッヘルや飯盒などのギアを引っ張り出しました。

今回は緊急事態宣言下ということで、都内である奥多摩、氷川キャンプ場に出かけることに。

朝9時前に出発。
平日ということもあって、順調にドライブ、10時半にキャンプ場到着。

多摩川べりの河原のフリーサイトに一段高くなっている木陰に設営。

最近のテントはスゴイですね。
バッと広げて、中心部分を引き上げればフレームが広がって自立します。
あとは、風で飛ばされないようにペグを打ち込んで固定すれば完成。
この状態になるまで約30分。
お手軽になったもんです。

ボーイスカウトの頃はポールを立てて、ロープで固定して….なんてところから始めなければならなかったし、その後進化したものでも、しなるポールをテント上部に通して….なんて、結構手間がかかったもんです。

昼ご飯はカップラーメンで手軽に済ませます。

この辺がグルキャンと違うところ。

グルキャンだと、もう、昼ご飯から大騒ぎ。
サイト設営でドタバタして、その流れで昼食づくりに火を起こして…..

その点、ソロキャンだといいんです。自分さえよければ。(笑)

サクッとお昼をすませて、チェアにどっかり座って、バーナーでお湯沸かして、コーヒーいれて。
ゆっくり景色を眺めます。

Bluetoothスピーカーも持って行ったので、iPhoneのあんまり普段聞いてない80年代AORなんぞを流しながらまったり。
いいもんです。もう頭の中も空っぽ。(笑)

そうこうしているうちに、日も傾き始めたので、薪を探しに敷地内を歩き回ってみます。

ですが…..

全く薪になるような木が落ちていない!!

某芸人キャンパーのように、その辺に落ちてる太めの枝をノコギリで切り出して、なんならファイヤースターターでも使ってやろうかい、とベルトにノコとナタをぶら下げ意気込んでいたのに….。

仕方がないので管理棟で買ってまいりました。
カゴいっぱいのお得な薪を。
管理人によれば、5時間分くらいの量とのこと。十分、十分。

今夜の夕食、一品目は豚汁
キャンプでは夏でも暖かい汁ものがあると、夜中などにもホッとする夜食になります。

今は、具材がパックになっている便利なものがあります。
これを使わない手はありません。これに好きなものを足して自分好みにアレンジしてもOK。

焚き火台で火を起こして(今回は着火剤を使用)調理開始。

これは本当に簡単。
水に具材を放り込んで、煮立ったらアクをすくって、味噌(だし入りのチューブに入ったやつでOK)を溶いて、醤油で味を調えたら出来上がり。

ハイ次!

次はご飯。
本当は〆にうどんかな、とも思っていたのですが、道具を引っ張り出してたら飯盒が出てきたので、久しぶりに飯盒で米炊くか、と。

2合の米を研いで、飯盒の内側の下の目盛りまで水を入れて、約30分以上浸水させます。
この浸水が、飯盒で米を炊く際の大事なポイント。
なので、この作業は火を焚く前にやっておきます。

そうして、おもむろに焚き火に。

「はじめチョロチョロ、なかパッパ」とよく言いますが、いきなり強火でガンガンいきます。
そのうち、飯盒の蓋から湯気が噴き出してきます。
これがなくなったら出来上がり。
心配だったら、構わず蓋を開けてかき混ぜても大丈夫。むしろおこげを作りたくなければ、この方がいいかもです。
「赤子泣いても蓋とるな」もここでは覆されます(笑)

はい、いい感じで炊き上がり。
そこにおこげもありましたが、それはそれで美味しいもんです。

これで、焼肉の準備完了

あとはひたすら肉を焼く!!(笑)
あ、一応、玉ねぎ、ピーマン、キャベツも下ごしらえしてもってきてます。
ちゃんと焼きます。(笑)

焼肉のたれで食べ続けるのもよいのですが、ここはちょっと一工夫

岩塩プレート

これで肉を焼くと、いい塩加減でうま味も増すんです。
肉の脂で少しずつ溶けるんですね。
なので、これで野菜を焼いても今一つ美味しくない。(笑)

ただ、コレ、焚き火ではあまりおススメしません。
最初はいいんですが、そのうちススで真っ黒になってくるんです。
そうなると、炭の味しかしないという….。
なので、炭火でのご使用をおススメします。
(洗えば復活します)

お腹も満たされて、あとは一杯やりながらのまったり焚き火タイム。

改めて、焚き火っていいです。
ボーっと眺めてるだけで浄化されるというか、リセットされる感じがします。

このコロナ禍ではありますが、もともと自宅で仕事をしていたこともあり、そんなにストレスも溜まらないかなぁと思っていました。
そりゃ、都県をまたぐな、飲み会するな、人と飯食うな、といろいろ制限も多いですが、自分自身ではそんなに溜まってないかな、と思っていたのです。

それが、やっぱり自然の中で焚き火を前にしてると、知らず知らず溜まっていたものが落ちてゆくんですね。
とてもフラットになってゆく。
自分に帰ると言い直してもいいかも。

何時間も焚き火を眺めて、薪もなくなり燃やしつくして終了。

テントに入って、iPadで2,3アニメ(ゆるキャン△とスーパー・カブ (笑))を観たりしつつ、就寝。

翌日は、朝、残りの豚汁とご飯を、バーナーで温めて朝ごはんにして、コーヒー飲んで一息したら、撤収。
10時半には帰還の途につきました。

今回、なんか一番頑張ってもらった感じなのが、耐熱グローブ。
今回新調したギアの一つなんだけど、これがあると何かと安心感があります。
だんだん炭色がついてきて、貫禄が増してくんだろうなぁ

次回また梅雨の合間を縫うか、梅雨明けか、というところ。
渓流釣りもセットかな。

 

 

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