機材紹介 その1 ~Schecter ST-JC250 2single~

ストラトも復活したところで(?)手持ちの機材紹介などしていこうかと 笑

まずは、シェクター ストラトから

Schecter ST-JC250 2singleです

大学に入りたての頃に手に入れたので、もう30年選手です。

ボディ アッシュ
ネック バーズアイメイプル
フィンガーボード エボニー
ナット ブラス
ブリッジ 6点留めシンクロナイズド(GOTO製)
ピックアップ Schecter MONSTER-TONE ST / Tapped (センター・リア)

※追記:
ボディ材ですが、ずーーーーっとアルダーだと思っていましたが、木目の感じからもしや、と思って調べ直してみれば、なんとアッシュでした 笑
そんなに重くないし、ストラト=アルダーの先入観からか思い込んでましたねー

2シングルのスラント配置という地味に普通ではない感じ 笑
実はPERSONZの本田毅シグネイチャーモデルです

アルバム「No More Tears」の頃のメインギターだったみたいです
「Dear Friends」のPVなんかでも使ってます

シンプルに見えますが、トーンポット2つともプッシュ/プルのタップスイッチになっていて、真ん中がハーフターン、一番下がフェイズ切り替えですし、一番下のトーンはローカットになってる、とかなり多彩な音が出ます

フルターン(ノーマル3ポジション+フェイズ3ポジション)+ハーフターン(ノーマル3ポジション+フェイズ3ポジション)=12パターン

で、これに無段階のローカットが加わるわけです
見た目では想像できないほど多彩 笑
ちなみに、真ん中のトーンは効いてません 笑

MONSTER-TONEはかなりハイパワーなピックアップで、よく中域ばっかりの音と言われたりしますが、個人的にはかなりハイピークな音だと思います
まあ、ブラスナットであることも大いに効いていると思いますけど

本田毅モデルということで、これのハーフトーンとJC-120の組み合わせのクリーンは絶品
チャリーンと澄んだ高音の下にふくよかな中域の音が奥行きを出しています

基本的なポジションはハーフトーン
飛び道具的にフェイズを使ったりする以外は、100中90はハーフトーン 笑
これにクランチな歪みを加えて、コーラス+薄ーく1度上のピッチシフトで初期の本田毅サウンドが出来上り(なんて簡単ではないけど、基本の音ね)
ハーフトーンにすると、弾いてる方はメチャ気持ちいいんだけど、中域がぼやけて音が抜けないとか言う向きもありますが、コイツに至っては前に出る出る
基本的に中域がファットなので、音は抜けてくるのですが割とカリッとした要素も多いので、結果、輪郭持って前に出てきます

歪ませてもよく粘ります
リアにするとちょっとハイがきついので、やはり基本はハーフトーン
センターとリアが逆位相で配線されているので、ある意味ハムバッキングとも言えるかもしれません
それゆえか、かなり歪ませてもブーミーになりにくいし、結構低音もついてきます
元はシングルのなので音の輪郭がハッキリ出る感じで、コード音の分離もいいです
RATなんかとも意外に相性いいですよ 笑

ネック裏はきれいにバーズアイになっております

ネックは結構細目で、コードワークが非常にやりやすい
平べったいネックの方がコードワークはやりやすいとか言いますが、僕自身はこういう細見のUシェイプの方がいいです。(掌に比べて指が短いせいかな?笑)

当時のシェクターの大きな特徴だったと思うのですが、段差ペグです

6弦から1弦に行くにしたがってペグが低くなってます
これでテンションが稼げるのでリテイナーが不要になるんですね
チューニングの安定が目的なんですが、本田さんはよくここを弾きます 笑
なので、僕もよくここを弾きます 笑

倒した拍子に1弦のペグのつまみが取れてしまって(汗)オリジナルからGOTO製に交換してます
ペグ交換したら、ほとんど同じなのに若干音と弾き心地が変わりました
ほんの少しですが高音が抑えられてより中音が増した感じで、これも何となくですが少しネックが太くなったように感じます(ペグ交換なのに!?)

なぜにこのギター?ということですが….

高校まではそりゃあ、もう、LAメタルからジャパニーズメタルからNWBHMとHR/HMにどぶ付けだったのですが、ある時、TVKでPERSONZのPVを観たんです
雷に打たれたような衝撃でした。

ギターを歪ませない!ギターが左右に広がってる!!ディレイがポンポン飛んでる!!!
このチャリーンって音はなんだ???!!!!!

それからPERSONZ(の本田毅サウンド)の虜になってしまいました
どうやったらあの音が出せる???とPlayerとかギターマガジンとか読み漁りましたよ
どうやらギターはシェクターでアンプはJC-160×2だということがわかってきました
エフェクターの肝はRoland GP-8の空間系、ああ、欲しい….でも高い….とよだれを垂らしておりました

その頃はアリアプロⅡのRS-Hellcatという、メタル仕様のギターでピックアップを交換したりと頑張っておりましたが、さすがにあの音は出ず、という状況でした

そんなある日、バンドのベーシストが渋谷のKAWAI楽器にお前の言ってたシェクターあるみたいだよと、悪魔のささやきをしたのでした

すぐに飛んでき行きましたよ 笑
ありました、本当に
でもね、高いんです
定価で25万円…..

もう20歳は超えていたのでローンが組めるとのこと

清水の舞台から飛び降りました
飛び降りついでにGP-8の後継機GP-16とデジタルプリアンプのRoland GS-6も道連れにしました(!)

かなりギターもまけてくれて、4Uのラックケースも含めて総額35万円!

それから4年間、ガソリンスタンドでバイトしながら大学出るまでローン払い続けてました

とにもかくにも、このセットでほぼそのものの本田毅サウンドを出せました
JC-120はほとんどのスタジオ、ライブハウスにありますしね
PERSONZのコピーバンドもライブ映像観て研究しながらやってましたねー 笑

そんなわけで、僕のギター達の中では一番の古株であり、今でもメインギターの一つです

実際、曲が決まってないとかジャンルがわからないセッションとかにはコイツ1本で行きます
最後に頼りになる相棒みたいな感じですね 笑

思い入れたっぷりなので、ついついとりとめもなく長くなってしまいました。
次からはもう少し短めに行こうと思っております 笑


夢を形にする収入を得る方法を探しているのであれば、ここにその答えがあるかもしれません

冒険家志望のあなたへ


 

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