Sabelt レーシングハーネス

メガーヌにSabeltのベルトを入れました。
Alfaromeo155に乗っていた時に使っていたもの。

Alfa GTは、完全にGT志向の強いクルマだったし、セレスピードに無理させるといつ壊れるか判らないということで、サーキットを走ることは考えてなかったので、Sabeltは文字通りお蔵入りだったのですが、メガーヌ R.S.となると、サーキットを走らない手はない、ということで復活の儀となりました。

で、部品を確認してみれば、なんとリアシートから伸びるベルトがない!!
恐らく、155を廃車にした際に外し忘れた模様…。

ヤフオクを探し回るも、リアシート部分だけというのはない。
仕方なく、フルセットの格安のものを落札。

取り付け金具

さて、ベルトの取り付けですが、メガーヌの座席回りってアンカーが打てるような(共締め含めて)ボルト穴がほとんどないのです。

みんカラなどで調べてみても、やはりシートレールを固定するボルトにアンカーを共締めするしかなさそう。
まずはアンカーを入手。
そのものの写真を撮り忘れましたが、シートレールから立ち上がる形のモノ。
かなりヘビーデューティー。

問題はこれをどうシートレールに取り付けるか。

ホームセンターの金具売り場の前で悩むこと約30分。

選んだのはこの金具。

シートのスライド量を出来るだけ稼ぎたかったので、後方に伸ばす形でコイツをかませます。

アンカー取り付け

まずは左側(外側)のレールから。
レールの内側に差し込むことも可能だったのだけど、もしかしたらスライドに干渉するかも、ということでシートレールの下に敷く形にします。

シートレールのボルトを前も緩めて、レールを浮かせて下に滑り込ませて共締め。

これにアンカーをボルト締めすれば、左側は完成。

同じように右側も…..

が!

右側はレールの下に突起があって、レールの下に滑り込ませることが出来ない!!

仕方ないので、右側はシートレールの中に金具を差し込む形に。

結局、シートのスライド量は多少犠牲になることに。
まあ、現状で目一杯後ろにさげても、身長200cm超えの人じゃない限り問題ない量のスライドは出来るので、とりあえずはよしとしましょう。

リアシート部分取り付け

通常、リアシートを外すにはちょっとしたコツが必要だったり、ひと癖あったりで、苦労するものだけど、メガーヌの場合は、座面が簡単に手前に持ち上がってくれるので非常にラク。
これは、シートバックを手前に倒して、荷室を拡げる際にできるだけフラットにするための機能。
よく出来てる。

右側は、シートベルトバックルと共締め。

左側は、シートバックを留めるボルトに共締め。

なんか、このボルト、

「どーせ、レーシングハーネスつけるんでしょ? いいよ、ココ使って。」

とでも言いたそうな感じ。笑

ともあれ、リアシート部分も完了。

完成

あとは、フロントシート部分とリアシート部分をつなげば完成。

普段乗りの際は通常の3点式じゃないと違反になるので、リア部分と切り離しておく。
リアシートに人が乗る場合も切り離しておけば問題なし。

JAF公認のレースなんかでは、まずこうした3点式はNGだし、アンカーの取り付けも今回のやり方はレギュレーション違反になるかと。
あ、あと製造年月日も×だ。

まあ、サーキット行ったとしても、しばらくは練習か走行会か草レースくらいだろうから、まずはこれで行っといて、必要があればステップアップさせようということで。

 

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