ウドー音楽事務所の50周年展に行ったその翌日、勢い余って(?)行ってきてしまいました
「ローリング・ストーンズ展」
五反田のTOCメッセでやっているのですが、詳細についてはこちらから
実は、私自身音楽をやっていながら、ビートルズは通っていない、というかあまり好きじゃないんですね。周りからはほぼ全員に驚かれます
ビートルズより、ローリング・ストーンズ派なんです
そんなストーンズ展ですが、イギリス、アメリカ、オーストラリアを回って、アジアでは日本だけで開催だそうです
チケットをピアでネット購入して、コンビニで引き換え
当日券でも会場では買えないようなのでご注意
会場に入ってすぐに、大小のモニターにストーンズの様々な映像が流れる大部屋
そこから進んでいくと、バンド結成当時にメンバーが住んでいたというアパートを再現したセットが…
これがまたヒドイありさまでして….
更に進むと、見たこともない楽器が…
ブライアン・ジョーンズのVOX製ダルシマー
ダルシマーは英国圏の民族楽器で、弦を弾くのではなく、ばちで打って音を出します
ピアノの祖先とも言われてます。VOXってこんな楽器も作ってたんだ…
ブライアン、こんな楽器も弾けたんですね
そこから振り返れば、チャーリー・ワッツのドラムセットがあって、
その奥にレコーディングスタジオが復元されています
時代を感じさせるスタジオ
タブラやアフリカンドラムもあったり、かなり実験的なことをしていたのがわかります
ダンアームストロングのアクリルギター&ベースもありますね
アクリルギターって、滅茶苦茶重いそうです(比重が1.2=水に沈む→木は浮く=比重が0.5程度)
なので、最近はボディを薄くするなどの工夫がされているようです
(それでも4.2kgあるのだとか…レスポールより重い….💦)
アクリルギターって、意外にいろんなアーティストが使ってたりするんですよね
キースはもちろん、ロン・ウッド、ポール・マッカートニーやジョー・ペリー、トム・ペティ、ジョニー・サンダース、ポール・スタンレーなんかも使っています。
ルックスはもちろん、材質の密度が高いことからの引き締まった音が魅力だったのでしょうね
なんか、欲しくなっちゃいました 笑
(本気で探そうかな…)
そしてキースのギター
面白かったのが、コレ
ちょっとよく見えないのですが、実は6弦がないんです。笑
キースはオープンGチューニングを多用するのですが、このギターはそれ専用
オープンGにすると、6弦は邪魔、いらない、とペグも取り去ってナットも5弦用に切り直してます
いさぎいい、というか、そこまでするか?という感じ 笑
ロン・ウッドのギターたちもありますよ
ゼマティス使ってるんですねー
ゼマティスって、布袋さんが使ってて日本でも有名になりましたけど、小ぶりのこのシェイプといい、中世的な装飾といい、もう芸術品です
2本目のギターは、トニー・オブライエン(ゼマティスのメタルフロントなどに彫刻をした彫刻家)本人だったか一番弟子だったかが、メタルフロントを彫刻し直したものだそうです
ゼマティスもいつか欲しいギターのひとつ
しばらく佇んで見惚れてしまいました 笑
その奥には、ミックの歌詞ノートもありました
この辺は、今も昔も変わらず、という感じでしょうか
でも、ちゃんとこういうのが残っているというのもある意味スゴイです
長くなってしまったので、といあえずここまでということで
後半は、アートワークや衣装なんかを中心に
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