ストラトを復活させよう~ギターリペア マシンヘッド編~

前回はサーキットをリペアしたところまで

ストラトを復活させよう! ~ギターリペア サーキット編~

次は、マシンヘッド(ペグ)の交換です

付いていたペグは、どれも非常に硬くなってしまいとても回せない状態。
しかも1弦のペグはカバーも外れそうと、もうガタガタ

今回購入したのはGOTO の SD91-05M-L6-Nickel
元から付いていたのは、フェンダー 70年代のいわゆる“ラージヘッド”と言われる頃のコピー
ちょっとのっぺりしてて安っぽいので、ここはクルーソンでしょ、ということでコレを選択

ちゃんとペグブッシュを押し出して外すための棒もついてくる

古いペグを外して、これをその穴に突っ込んでハンマーで叩いてやればブッシュが外れる

ブッシュを外して、新しいペグの留めネジの位置をマーキングしたところ

ここでドリル登場 笑
表に貫通させないように慎重にネジ穴開け
留めネジは木ネジなので、溝きりは必要なし

ブッシュがちょっとユルめで心配だったけど、取り付けてみれば問題なし

本当はポスト(弦を巻き付ける部分)が6弦から1弦に向かってだんだん下がっていくタイプにしようかとも思ったのですが….こういうやつね

これは別のギター(シェクター)
どうしてこうなっているかといえば、弦のテンションを稼ぐため
通常のストラトは、リテイナーという1弦~4弦の弦押えがネックについていてテンションを稼ぐのだけど、チューニングの狂いの原因になったりすることもあるので、本当はない方がいい(と思う)
ちなみにレスポールなどのギブソン系は、ネックに角度を付けることでテンションを稼いでいる
理論的にはこちらの方が理にかなっているけど、加工が面倒、倒したらネックが折れやすい、等のデメリットもある

で、今回のギターは一応シンクロナイズドではあるけど、アームも外してスプリング5本掛けてガチガチに固めてあるのでアーミングしないし、なんかストラトそのものっぽくしたいなぁということで、通常タイプのペグを選択

ということで、弦を張って完成!!

早速弾いてみると、読み通り結構パワーあります
歪ませると6弦開放あたりはちょっと音が薄くなる感じが若干
でもでも、クリーンはめちゃキレイ!
チャリーーンとなってくれます
中域から高域が前に出てきらびやかだけど、奥を感じさせる感じですね
ブラスナットが効いてるのかな

こうして無事復活となりました!!


夢を形にする収入を得る方法を探しているのであれば、ここにその答えがあるかもしれません

冒険家志望のあなたへ


 

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